研究課題/領域番号 |
17K00271
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
床井 浩平 和歌山大学, システム工学部, 准教授 (70188746)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,900千円 (直接経費: 3,000千円、間接経費: 900千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | バーチャルリアリティ / オーギュメンテッドリアリティ / テレイグジスタンス / 再照明 / 全天球画像 / ステレオ形状計測 / テレイグジスタンスロボット / 遠隔体験共有 / 遠隔操作指示 / 全方位画像 / RGB-Dカメラ / 拡張現実 / 臨場感通信 / 仮想現実 / 全天球カメラ / 三次元形状再構成 / コンピュータグラフィックス / テレイグジスタンスタンス / 形状再構成 / 照明の置き換え |
研究成果の概要 |
この研究課題では、遠隔地の光源環境や、その場所の周囲にあるものの形を計測し、ネットワークを介して別の場所に伝送して、別の場所にいる観測者の周りに遠くの場所のものが置かれているように見せる手法について研究した。この手法は伝送された遠隔地のものの見かけから、それを照明している遠隔地の光源環境の影響を取り去り、観測者の光源環境に置き換えることによって、遠隔地のものが観測者のいる場所に置かれているように見せかけようとするものである。これにより、遠く離れた場所にあるものを観測者の机の上にあるような感覚で調査したり、遠く離れた場所にいる人が自分と同じ部屋にいるように見せかけることができる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
災害現場や宇宙のように、人が現地に行って調査を行うことが困難だったり、非常に大きなコストがかかったりするような場合に、人の代わりにロボットを用いることが考えられている。この場合、離れたところにいる観測者は現地の経験を持たない場合が多く、ロボットが目にする現地の状況をそのまま観測者に伝達しても、観測者の環境下での知識や経験をもとに評価することが難しい。この研究は、そういう現場の状況を観測者の環境下に置いて観察できる手段を提供する。これは離れたところにいる人を、画面の中ではなく、自分と同じ空間にいるという存在感の伝達にも応用できる。
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