研究課題/領域番号 |
17K00276
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 大阪府立大学 |
研究代表者 |
デンゲル アンドレアス 大阪府立大学, 研究推進機構, 客員教授 (00773574)
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研究分担者 |
石丸 翔也 大阪府立大学, 研究推進機構, 客員研究員 (10788730)
黄瀬 浩一 大阪府立大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (80224939)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | アイトラッキング / 可視性 / 可読性 / 皮膚電気活動 / 読書行動解析 / 文書解析 / データ拡張 / 人工知能 / eye tracking / readability / legibility / visualization / fixation / electrodermal activity / 認知科学 |
研究成果の概要 |
文書の可読性を客観的に評価することを目標とし,文書の特徴量と大量の視線情報で訓練されたモデルに基づいて文書上の擬似的な眼球運動を生成する研究である.初年度は可読性の基礎研究として,読書中の認知負荷と眼球運動や電気皮膚活動などの生体情報との関係を調査した.次年度は,アイトラッカを用いて文書を読んでもらうことなく文書の各単語の注視時間を推定する方法を提案した.最終年度には,実験デザインの見直しによって擬似的眼球運動生成の性能を向上させ,可読性測定への応用を行った.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
学術的観点では,生成された眼球運動は深層学習のための人工的なデータセットとして利用することができる.深層学習においてはデータ量の多寡が問題となるため,データセットの拡張は活動認識の研究を加速させるものである.社会的インパクトとしては,出版,広告,教育への貢献が期待される.教科書は最も重要な知識源である.本プロジェクトの成果により,適切なレイアウトやコンテンツを提供することで学生の認知負荷を軽減することができる.
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