研究課題/領域番号 |
17K00278
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 早稲田大学 (2018-2019) 青山学院大学 (2017) |
研究代表者 |
盛川 浩志 早稲田大学, 理工学術院, 客員主任研究員(研究院客員准教授) (90386673)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | クロスモーダル / VR / AR / インタフェース / HMD / システム構築 / マルチモーダルインターフェース / バーチャルリアリティ / ユーザインターフェース |
研究成果の概要 |
クロスモーダルな錯覚を利用した感覚呈示方の利用は,今後VRコンテンツを構築する技術として重要な要因となりえる.本研究では,VRにおけるメニュー操作といった一般的なインタフェースに対するクロスモーダル刺激を利用した触錯覚の付加が与える影響について評価を行う. 具体的なVRやARコンテンツの構築を通して,これらシステムのUIに関する検討を行った.その結果,ハンドジェスチャを用いるUIの制御についての課題を抽出することができた.さらに,VRでの手指身体部位の表現として,仮想物体との物理的なインタラクションを反映した視覚フィードバック表現を行う制御方法を開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では,VR・ARのUI操作における身体表現に,クロスモーダル表現を応用して触錯覚を誘発し,その操作感や作業の達成感を向上させる手法の開発を目指した.具体的なVR・ARコンテンツによるUI制御の検討によって,身体動作による操作UIの適用性については今後も検討が必要であることが分かった.さらにクロスモーダルな身体表現のフィードバックによる,触感呈示には一定の効果が期待されたが,より詳細な評価検討が必要であった. VR・ARにおけるクロスモーダル錯覚による感覚呈示は,今後これらのコンテンツを構築する技術として重要な要因となると考えられ,本研究の知見は基礎的な検討として有用であると位置づけられる.
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