研究課題/領域番号 |
17K00284
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ヒューマンインタフェース・インタラクション
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研究機関 | 東京工科大学 |
研究代表者 |
井上 亮文 東京工科大学, コンピュータサイエンス学部, 准教授 (50386778)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | ゲーム体験 / エンターテインメント / ユーザインターフェース |
研究成果の概要 |
本研究課題では、仮想世界中の物体の形状と常に同じ形状へと変形するインタフェースの開発と、それによってプレイヤーにもたらされるゲーム体験の質を評価することの2つを目的とした。この概念を具現化するプロトタイプインタフェースSHAPIOを構築し、ユーザ評価を実施した。その結果、(1)ゲームプレイ中にSHAPIOを手動で変形する場合は簡素な形状に限定される、(2)変形によってゲーム体験の質を高めるにはインタフェースに一定以上の重量が必要である、(3)ゲームアイテムの形状変化に合わせたSHAPIOの変形はプレイヤーの感情移入と没入感を高める、の3点を明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究成果の学術的な意義は、実際に触って遊べるプロトタイプ「SHAPIO」の実現と、SHAPIOの変形がユーザに与える影響を評価する手法を確立したことにある。これらを通じて、コントローラの変形がプレイヤーのゲーム体験の質を高める効果があることを立証することができた。 本研究成果の社会的な意義は「コントローラの立体形状を利用してゲームを遊ぶ」という新たな概念を提唱したことにある。この概念と先述の学術的な裏付けから、本研究の成果がアミューズメント分野などで活用されることが期待できる。
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