研究課題/領域番号 |
17K00302
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 信州大学 |
研究代表者 |
松村 嘉之 信州大学, 学術研究院繊維学系, 准教授 (50362108)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
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キーワード | クラウド計算 / GPU計算 / エージェントシミュレーション / 複雑ネットワーク / 繊維・アパレル産業 / 企業間取引関係 / ネットワーク分析 / 企業間取引 / 人工社会 / エージェントベースモデリング / ネットワーク構造形成過程の再現 / 分散計算環境 / マルチエージェントシミュレーション / 群挙動の創発 / 人工知能 / 人工社会シミュレーション / モデル産業 / 企業間取引ネットワーク分析 / ハブ企業 / クラウド計算環境 / スワームロボティクス / 創発的群挙動 / 社会システムデザインへの応用 / エージェント / システム工学 / 機械学習 / ネットワーク |
研究成果の概要 |
クラウド等を含む複数拠点に点在するGPU計算資源を安価に活用した。スワームロボティックシステムを可塑的群知能システムとして構築するための新規設計論を構築することを目標にして、難易度レベルの異なるいくつかのマルチエージェント問題を取り扱い、群挙動が創発できた。特に、人工知能を人工社会シミュレーション実装の際のモデリングで活用することを指向し、人工社会でのモデル産業として繊維業界に着目し、繊維関連業界データを取り扱えた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
空間の影響の増大に応じて、ネットワーク直径は正に反応し、集団中最大の次数中心性は負に反応した。また、空間の影響を国内産業の文脈で置き換えるために、JPY/USD為替変動との実際のネットワーク指標の関係を相関分析によって再分析も実施し、学術的意義を示せた。 産業を企業のネットワークと見なした複合的な観点に基づくネットワーク分析や、企業の振る舞いを模したネットワーク生成のシミュレーション実験が、多様な産業の連携を実現する社会設計の手法として有用であることも示し、社会的意義があった。
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