研究課題/領域番号 |
17K00328
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
知能情報学
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研究機関 | 湘南工科大学 (2019) 国立研究開発法人海洋研究開発機構 (2017-2018) |
研究代表者 |
浅野 俊幸 湘南工科大学, 工学部, 教授 (40377594)
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研究分担者 |
板倉 憲一 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(地球情報基盤センター), グループリーダー (00359217)
上原 均 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(地球情報基盤センター), グループリーダー (00359225)
廣川 雄一 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(地球情報基盤センター), 特任技術研究員 (30419147)
西川 憲明 国立研究開発法人海洋研究開発機構, 付加価値情報創生部門(地球情報基盤センター), 特任技術研究員 (80415984)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | マルチエージェント / ヘテロジニアス / シミュレーション / マルチエージェントシミュレーション / 高速化 / 大規模計算 |
研究成果の概要 |
本研究では、ヘテロジニアスな計算機を用いた大規模なマルチエージェントシミュレーションの高速化として、Boidモデルを利用してGPU等を備えたヘテロジニアスなスーパーコンュータへの実装を試み、多階層並列処理によるロードインバランスの緩和策を提案した。具体的には、京コンピュータとヘテロジニアスなマルチプロセッシング(HMP)ユニットに向けて並列化手法を改良し、両システムでのパフォーマンスを評価した。改良した多階層並列化により、両システムでロードインバランスを効果的に軽減できることを確認した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、大規模な災害帰宅困難者を代表とする避難対策が注目されている。そこで、様々な避難計画等を計算機上で検証できる人流マルチエージェントシミュレーション技術が注目されている。応募者は、精緻な人流マルチエージェントシミュレーションモデルを開発した。本研究では、このモデルを用いて大規模な人流避難シミュレーション実現に向けてヘテロジニアスなスーパーコンピュータに実装し、大規模計算が困難なマルチエージェントシミュレーションを高速処理する技術開発とモデル構築を目指す。これにより計算の高速化が図られ、歩行者の大規模・詳細化をすすめ、大規模災害の様々な避難計画や施策に利用することが期待される。
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