研究課題/領域番号 |
17K00342
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトコンピューティング
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研究機関 | 徳島大学 |
研究代表者 |
永田 裕一 徳島大学, 大学院社会産業理工学研究部(理工学域), 准教授 (70334795)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 車両配送問題 / タブ探索 / 3Dパッキング / 遺伝的アルゴリズム / 巡回セールスマン問題 / 絵画的迷路作成問題 / 最適化システム / 3Dパッキング / 3次元パッキング / 動的スケジューリング / 配送計画問題 / 制約指向 / メタ戦略 |
研究成果の概要 |
配送荷物の3Dパッキングを考慮した車両配送問題を最適化問題(3L-CVRP)とし定式化した.これまでに,パッキングする際の容器の空き空間に着目した手法を用いて,3Dパッキングを高速に行うための高速アルゴリズムを考案して,ベンチマーク問題で有効性を確認した.車両配送問題の解法としては単純なタブ探索を利用し,考案したパッキングアルゴリズムと組み合わせて解法を構築した.従来3Dパッキングを考慮した車両配送問題はパッキングと配送経路の最適化を分離するものが多かったが,両者を同時に進める方式を開発した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現実の車両配送では,配送経路の最適化だけでなく,車両に積み込む荷物の3次元配置の最適化も込みで考える必要がある.これまで,配送経路の最適化(車両配送問題)と3次元物体の詰込み(パッキング問題)の研究は多くなされていたが,これらを同時に行う研究はあまり多くはなされていなかった.本研究では,これらの最適化を同時に行うためのアルゴリズム開発を行った. 3次元パッキングを行う際には,現実に想定される様々な制約(積み上げた時の安定性など)があり,これらを考慮した定式化を行った.また,これらの制約を満たしているかどうかの判定を効率的に行うためのデータ構造やアルゴリズムを開発した.
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