研究課題/領域番号 |
17K00345
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ソフトコンピューティング
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研究機関 | 九州工業大学 |
研究代表者 |
堀尾 恵一 九州工業大学, 大学院生命体工学研究科, 教授 (70363413)
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研究分担者 |
磯貝 浩久 九州産業大学, 人間科学部, 教授 (70223055)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | メンタル状態 / フィードバックコメント / 強化学習 / 報酬設計 / 双方向強化学習 / エージェント / トレーナ / 認知誤差 / 学習過程の特徴量 / 分類 / 適切な報酬 / 特性分類 / 報酬最適化 / 行動変容 / 介入 |
研究成果の概要 |
本研究では,対象となるエージェントが強化学習に基づく行動を獲得するということを仮定し,エージェントの特性を分類し,それに応じた適切な報酬の与え方を設計する.まず,エージェントの特性を分類することために,スポーツ選手のメンタル状態を計測するアプリを開発し,収集したデータに基づいて選手のメンタル状態とパフォーマンスの関係性を解析した.また,選手個々に対する適切な報酬の与え方として,アプリを介して選手にフィードバックするコメントに関し,ポジティブパターン,率直パターンなどを定義し,選手により適切なフィードバックコメントの傾向が異なることを確認した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
ヒトが社会で生活を営むにおいて,他者からの介入は非常に重要な意味を持つ.適切な介入はヒトのメンタル状態を改善し,結果としてその行動を変えることができる.本研究は,多数のスポーツ選手を例として,選手のメンタル状態とパフォーマンスの関係性を解析することで,各選手が良いパフォーマンスを発揮するメンタル状態を推定し,また,選手への介入として状態を解析結果を様々なパターンで提示することで,各選手にとって適切なコメントパターンを推定することを実現した.これらは,スポーツ現場のみならず,教育を始めとする様々なシーンに適用可能である.
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