研究課題/領域番号 |
17K00376
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 宇都宮大学 |
研究代表者 |
東海林 健二 宇都宮大学, 工学部, 教授 (70143188)
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研究分担者 |
森 博志 宇都宮大学, 工学部, 准教授 (80538447)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | 手描き線画 / 自動彩色 / 作成支援システム / Webアプリケーション / GUI / 幾何計算 / 画像処理 / Webアプリケーション / 線画領域分割 / 3D手描き線画 / ワイヤーアート / 影とハイライト / 描画線抽出 / 3次元手描き曲線 / ドロネー三角形分割 / 切り絵 |
研究成果の概要 |
アートワーク作成支援システムは、ユーザが選んだカラー写真を下敷きにして手描きした線画に対し、システムが写真の色情報に基づき彩色を行うことで、ユーザの線画による絵画表現を活かしながら効果的な彩色で完成度の高い絵画を生成するシステムである。本研究では、その基本である彩色機能に対して、線で描画した対象内部領域のみ彩色する機能、印刷品質の解像度で出力する機能、画面上で線画入力・修正して彩色結果を確認する機能、画面ではなく紙の上に市販ペンで線画を描くことで彩色結果を得る機能を加え、複数のユーザでその動作確認を行った。さらに、システムの主要な部分をWebアプリケーションとして実装した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
絵画の自動生成の研究では一般に、ユーザの労力なしに完成度の高い絵画を得ることをめざしている。一方われわれは、ユーザ自身が描画した感覚を失わないで完成度の高い絵画の完成をめざし、ユーザが選択したカラー写真を下敷きにして手描き線画を入力すると、システムが写真の色情報を用いて入力線画に自動彩色するという絵画作成支援法を提案してきた。本研究は、提案する絵画作成支援法を実用的なシステムとして実装し、ユーザの線画による絵画表現を活かしながらシステムによる効果的な彩色で完成度の高い絵画をユーザが作り出すことを助けるもので、その絵画はシステムの自動生成結果ではなくユーザの作品とみなせるという特長をもつ。
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