研究課題/領域番号 |
17K00379
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感性情報学
|
研究機関 | 岐阜大学 |
研究代表者 |
深井 英和 岐阜大学, 工学部, 准教授 (50324281)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
|
キーワード | 色彩調和論 / 大規模データ分析 / 色彩調和 / 大規模データ / 大規模データ解析 / Moon & Spencer の色彩調和論 / クラスタリング / 感性情報学 / 認知科学 / 色彩工学 |
研究成果の概要 |
本研究では、色彩調和の原理について、インターネット上に蓄積された膨大なパレットデータを取得し機械学習や深層学習の方法を用いて解析する、という新たな視点で分析をおこなった。その結果、まず約100万セットの5色パレットをウェブ上から取得し、データの詳細な統計分析を行った。また Judd や Moon & Spencer をはじめとする著名な色彩調和論を検証すると共に、新たな色彩調和の原理の提案を試みた。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
色彩調和、すなわちヒトがどのような色の組み合わせを美しいと感じるか、の原理は、例えば服飾やデザイン等においても我々にとって身近かつ重要な課題である。ところが、色彩調和については様々な説が乱立しており、これまで厳密な検証は行われてこなかった。その要因のひとつとして、色の好みは年齢、性別、性格、文化、地域等によって様々であり、心理実験による検証が困難であったことが挙げられる。本研究ではウェブ上の大規模データの分析という新たな視点から色彩調和の検証を試みた。その結果、著名な色彩調和の理論が正しくない可能性を示唆し、さらに新たな色彩調和の原理を検証した。
|