研究課題/領域番号 |
17K00380
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感性情報学
|
研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
内藤 智之 大阪大学, 医学系研究科, 講師 (90403188)
|
研究分担者 |
松本 絵理子 神戸大学, 国際文化学研究科, 教授 (00403212)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
|
配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
|
キーワード | mental template / reverse correlation / facial beautifulness / facial attractiveness / mental image / 心的テンプレート / 敵対的生成ネットワーク / 逆相関法 / 特徴ベクトル / 美醜 / 顔 / 深層畳み込みニューラルネットワーク / 心理学的逆相関法 / 美醜評定課題 / 深層学習 / 顔画像 / 心的表象 / 逆相関 / 魅力イメージ / イメージ分類法 / 可視化 |
研究成果の概要 |
本研究では逆相関法を用いた共通魅力イメージの可視化技術の開発を行った。まず絵画を対象とした感性評価課題の結果から、美醜、好き嫌い、芸術性は個人差が大きく、画像色統計量といった刺激の低次画像特性で説明が困難であることを明らかにした。次に心理学的逆相関法を用いて、顔の美醜に関する理想的なイメージの可視化が可能であるかどうかを検討した。其の結果、2000から2500施行程度の2AFC美醜感性評価課題の結果から、理想的な顔美醜イメージの可視化が可能であることが明らかとなった。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の結果から、顔の美醜判断において人は「心的テンプレート」と呼ばれる理想的な美(醜)顔イメージを心的に有しており、このイメージと眼前の顔画像との類似性から美醜判断を行っていることが明らかとなった。本研究では顔美醜心的テンプレートを可視化する技術の開発に成功した。顔美醜に関する心的テンプレートの存在を実験的に示したのは本研究がはじめてであり、学術的は極めて高い。また、今後同技術を応用することで化粧や美容整形分野での応用が期待される。
|