研究課題/領域番号 |
17K00382
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感性情報学
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研究機関 | 北九州市立大学 (2020-2021) 岡山大学 (2017-2019) |
研究代表者 |
早見 武人 北九州市立大学, 国際環境工学部, 准教授 (60364113)
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研究分担者 |
橋口 公章 九州大学, 大学病院, 講師 (80448422)
鬼塚 俊明 九州大学, 医学研究院, 教授 (00398059)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,160千円 (直接経費: 3,200千円、間接経費: 960千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | ブラー / 眼筋 / 覚醒水準 / 自動運転 / 垂直眼球運動 / 粘弾性 / 瞳孔運動 / 水晶体 / 感性情報学 / 生物・生体工学 / 認知科学 / 交通事故 |
研究成果の概要 |
覚醒水準の低下によって自動車ドライバーに生じる視覚的なぼんやり感を反映する可能性のある目の動きについて,検出可能な変化がぼんやり感によってもたらされるかどうか,計測モデルを構築して実験的研究により調べた.赤外線カメラで撮影した目の画像から得られる水晶体調節,瞳孔運動,垂直眼球運動それぞれの経時変化に関するぼんやり感の影響は,検出可能な大きさの信号となることが見込まれた.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
人間が操縦の優先権を持つ自動運転車において,ドライバーの視覚が眠気等で過度にぼんやりしているならば,優先権を人工知能に移行すべきである.ぼんやり感の程度を正しく自動的に判断できる技術について考えることで,今後自動車が自動運転車に置き換わっていく過程で生じる優先権の問題に対する対処方法が示される.主観であるぼんやり感を計測可能な生理現象に置き換えることは学術的な挑戦でもある.
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