研究課題/領域番号 |
17K00390
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
感性情報学
|
研究機関 | 東京都市大学 |
研究代表者 |
大谷 紀子 東京都市大学, メディア情報学部, 教授 (70328566)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
|
配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | 自動作曲 / 進化計算アルゴリズム / 感性モデル / ピアノ / エレクトーン / ラフ集合 / インターバル速歩 / リラックス効果 / Progressive House / 前奏 / 後奏 / 感性モデル獲得 / 音高決定 / 分散和音 / 演奏表情 / サウンドロゴ / 感性情報学 |
研究成果の概要 |
本研究では,さまざまな場面における楽曲生成へのニーズを満たすことを目的として,感性に即した多様な楽曲を自動生成する手法を提案した.メロディの音高決定,和音進行の演奏方法決定,前奏と後奏の生成など,音楽的に優れた楽曲を生成するための手法に加え,クラシックバレエレッスン曲,プログレッシブハウスの曲,ハノンの代替となるピアノ練習曲,演奏を考慮したエレクトーン曲など,多様なジャンルや目的に応じた楽曲の生成手法の考案に取り組んだ.また,東宝×アルファポリスのAI子守唄プロジェクト,東京藝術大学COI主催の演奏会「AIベートーヴェン」,富国生命の企業名サウンドロゴ制作など,実践的な取組みにも参画した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の成果は,自分の創作意図の表現や鑑賞者の感性への訴えかけに効果的な楽曲を自身の作品に付与したい制作者,自分の感性に触れる楽曲を求める聴者,および普段から作曲を手がけているアーティストに対し,それぞれの目的に応じた楽曲を大きな負担を負うことなく次々と生成する手段を提供するものである.また,本研究で参画した実践的な取組みは,自動作曲技術の多様な応用可能性を示唆するものである.
|