研究課題/領域番号 |
17K00418
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生命・健康・医療情報学
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研究機関 | 東京薬科大学 |
研究代表者 |
高須 昌子 東京薬科大学, 生命科学部, 教授 (50202148)
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研究分担者 |
森河 良太 東京薬科大学, 生命科学部, 准教授 (70266899)
宮川 毅 東京薬科大学, 生命科学部, 助教 (40287462)
野口 瑶 東京薬科大学, 生命科学部, 助教 (60848836)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,940千円 (直接経費: 3,800千円、間接経費: 1,140千円)
2021年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | シミュレーション / タンパク質 / 筋疾患 / FHL1 / 分子動力学法 / アミノ酸 / 分子動力学シミュレーション |
研究成果の概要 |
FHL1 タンパク質は筋肉の機能発現と成長に関わるタンパク質であり、変異によって遺伝性筋疾患を引き起こすことが報告されている。本研究では、野生型および変異型(C104Y, H123Y, C150Y, C153Y) のFHL1 からLIM2 ドメインを切り出したモデルにMD シミュレーションを行い、その結果を解析した。C104Y の非結合モデルやC150Y の結合モデルにおいて、ZF の大きな構造変化が見られた。また、C150Y の非結合モデルではZF 自体は大きく構造を変えていないが、両方のZFでのRMSD は大きく増加することがあり、両ZFの位置関係が変化することがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
筋疾患はタンパク質のアミノ酸変異と関係しており、特にFHL1遺伝子に変異が見られる場合がある。そのように重要なFHL1に関して、実際に症例が報告されている変異型のタンパク質に関して基礎的なシミュレーションを行うことは意義がある。本計算の結果により、実験研究者や医学の研究者に役立つ可能性がある。またFHL1はzinc fingerを持っており、他の同種のタンパク質の物性研究に役立つ可能性がある。
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