研究課題/領域番号 |
17K00432
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
|
研究機関 | 南山大学 |
研究代表者 |
河野 浩之 南山大学, 理工学部, 教授 (70224813)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2024-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2023年度)
|
配分額 *注記 |
4,290千円 (直接経費: 3,300千円、間接経費: 990千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
|
キーワード | プライバシー保護データマイニング / 位置情報サービス / コンテキストベースサービス / データセキュリティ / 交通データウェアハウス / ビッグデータ / データマイニング / プライバシー保護 |
研究成果の概要 |
「位置情報・環境情報・操作行動履歴・プロファイル等」のデータに基づくコンテキストベースの情報サービスが提供されつつあるが,個人情報を含むデータ利活用に関する議論が重要である. 本研究では,プライバシー保護データマイニング(Privacy Preserving Data Mining)技術を用いて,位置情報サービスプロバイダにおけるデータセキュリティを担保した上で,より高精度なコンテキストベースサービスを提供するデータマイニングアルゴリズムの利用を提案した.例えば,プライバシー保護環境下の経路探索や経路推薦を,提案アルゴリズムを用いるソーシャルフィルタリングなどの応用が考えられる.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,位置情報サービスプロバイダにおけるデータセキュリティを担保した上で,より高精度なコンテキストベースサービスを提供するプライバシー保護データマイニング(Privacy Preserving Data Mining)を提案した.秘密計算技術の応用を検討したことが,学術的意義である. また,秘密計算技術の社会的実装も進みつつある.かつ,EU一般データ保護規則(General Data Protection Regulation:GDPR)や人工知能に関する包括的規制などが議論されている.これらの観点から,本研究のプライバシー保護データマイニング技術には,社会的意義があると考えている.
|