研究課題/領域番号 |
17K00444
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
ウェブ情報学・サービス情報学
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研究機関 | 鶴見大学 |
研究代表者 |
元木 章博 鶴見大学, 文学部, 教授 (80322163)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 点字 / 学習支援システム / 3DCG / 鏡像関係 / 推奨追加空マス数 / 点字器 / 打点 / 誤答分析 / 実習 / 順序効果 / つまずき / 誤答 / 見える化 / WebGL |
研究成果の概要 |
視覚障害者の支援者として福祉や図書館サービスを提供する人々や、それらの資格取得を目指す晴眼の学習者たちがいる。彼らの点字学習効果を高めるべく、点字自身や学習者による入力内容の正誤情報の表示方法について、実験や分析を通して評価をした。鏡像関係理解のために推奨追加空マス数を実験結果から決定し、点字3DCG生成時の元データとした。彼らの誤答情報を元に、間違い箇所を赤く表示することで、逐次フィードバックを実施した。これらの機能を搭載したシステムで点字学習をした学習者の実験群は、統制群より高いテストの平均点であった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
この研究課題において開発した点字学習支援システム「点字といっしょ!」は、視覚障害者の支援者である専門家たち(福祉施設の職員や図書館司書等)や、そこを目指して学んでいる晴眼の人たちのためのシステムであります。搭載した様々な機能を兼ね備えているシステムは国内外を調査しましたが見当たりません。本システムは研究代表者の大学で司書課程等の授業で運用され、加えて、他の大学で特別支援教員免許の取得を目指している学生が履修する授業でも運用が始まりました。更に、高知県高知市の公立図書館であるオーテピア高知声と点字の図書館の点字体験コーナーに常設され、様々な来館者にご利用いただいております。
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