研究課題/領域番号 |
17K00451
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 三重大学 |
研究代表者 |
三根 慎二 三重大学, 人文学部, 准教授 (80468529)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,770千円 (直接経費: 2,900千円、間接経費: 870千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
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キーワード | 学術コミュニケーション / オープンアクセス / オープンサイエンス / プラットフォーム / ガバナンス / エコシステム / 学術情報流通 |
研究成果の概要 |
本研究は,「プラットフォーム」概念を用いて,学術情報流通における各種プラットフォームの類型化,全体像の把握および普及の理由を明らかにすることを目的としている。主な成果として,現時点で主要国際商業出版社や新興企業を中心に多種多様なプラットフォームが提供され,学術コミュニケーションのエコシステムが形成されている一方で,プラットフォームの公式・非公式を問わず,適切なガバナンスのもとで論文提供の管理運営体制が取られていない事例(撤回論文)があることがわかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の研究成果の学術的および社会的意義として,近年高い注目を集めている「プラットフォーム」概念を学術情報流通の領域に適用し,学術情報流通における各種プラットフォームの類型化,全体像の把握をおこなったこと,多様な学術情報流通関連のプラットフォームが提供されている一方で,撤回論文の不適切な提供が放置されているなど,プラットフォームのガバナンスが十分に取られておらず,一般人が撤回された事実を知らずに学術論文を閲覧する可能性が大いにあることを明らかにしたことなどが挙げられる。
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