研究課題/領域番号 |
17K00472
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
図書館情報学・人文社会情報学
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研究機関 | 九州産業大学 |
研究代表者 |
稲永 健太郎 九州産業大学, 理工学部, 教授 (40336061)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
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キーワード | 地域公共交通 / コミュニティバス / 運行管理支援 / 利用状況調査 / バスロケーションシステム / 標準的なバス情報フォーマット / GTFS-JP / GTFS / 運行管理支援システム / 公共交通情報サービス / 地域情報化 |
研究成果の概要 |
国内の地方公共交通は、地域創生・地域活性化の基盤の1つとして位置付けられています。地方公共交通の1つである自治体が運行するコミュニティバスについて、乗客の高い利用満足度と効率的な運行を目指し、運行自治体はその対応策を喫緊の課題としています。しかし、厳しい人手不足や財政状況の下では、業務改善のための材料となる利用状況を把握することが容易ではありません。 本研究は、自治体コミュニティバスの運行管理支援を目的とした、バスの利用状況調査および運行状況管理を容易に実施できるための、アンケート調査機能や乗降客計測機能、バス車両位置データ提供機能を備えた情報システムを構築し、その有効性を確認しました。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は、多くの自治体が運行するコミュニティバスの運行管理の問題点である、厳しい人的・財政的状況の下での運行実態や利用状況の把握といった機能を備え、専用機器を使わず汎用機器を用いることでより低コストかつより容易に実現可能な、実用性の高いつ情報システムを構築しました。 システム構築後、このシステムを利用することで得られたデータをもとに、運行自治体はその運行管理の改善に向けた政策を立案できるようになるといった見通しを得られました。 さらに、乗客にも運行状況を提供する機能(バスロケーションシステム)を備えていた情報システムとなっており、地域貢献・社会貢献といった面で意義のある研究でもあります。
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