研究課題/領域番号 |
17K00479
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
|
研究機関 | 北陸先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
長谷川 忍 北陸先端科学技術大学院大学, 情報社会基盤研究センター, 准教授 (30345665)
|
研究分担者 |
BEURAN Razvan 北陸先端科学技術大学院大学, 先端科学技術研究科, 特任准教授 (40771788)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 情報セキュリティリテラシ / 状況判断スキル / 適応的課題生成 / 学習管理システム / 意思決定スキル / 知的学習支援システム / 情報セキュリティ学習 |
研究成果の概要 |
変化の激しい情報化社会において効果的な情報セキュリティ教育を実現するために,長期間にわたって活用可能なセキュリティインシデント時の状況判断に関わるスキルを向上させるための学習支援環境を開発した.具体的には,(1) 認知的スキルとしての状況判断とその学習過程をモデル化するとともに,(2) オープンソースの学習管理システムに演習課題を容易に展開できるプラグインを開発した.さらに,(3) 学習者に要求されるリテラシレベルや当該スキルに関する学習状態などの特徴に応じて,特に苦手なスキルを集中的に学習するための適応的課題生成アルゴリズムを開発した.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究は,状況判断や意思決定といった認知的スキルを演習の活動を通じて推定することを通じて,適応的な演習課題生成アルゴリズムを実現しようとするものであり,従来暗黙的に教育されてきた状況判断スキルを明示的に学習するための重要な基盤となるものである.また,演習課題を適応的に生成することで,特定のスキルを様々なコンテキストの下で集中的に学ぶことができる,より効果的な学習環境を実現することが期待される.
|