研究課題/領域番号 |
17K00481
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
|
研究機関 | 藤田医科大学 (2018-2019) 信州大学 (2017) |
研究代表者 |
河村 理恵 藤田医科大学, 総合医科学研究所, 助教 (20735534)
|
研究分担者 |
涌井 敬子 信州大学, 学術研究院医学系, 講師 (50324249)
福嶋 義光 信州大学, 医学部, 特任教授 (70273084)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | 遺伝学的検査 / 細胞遺伝 / cytogenetics / 遺伝医学 / 染色体検査 / 教材開発 / マイクロアレイ染色体検査 |
研究成果の概要 |
ゲノム情報を適切に医療に反映できる医療従事者の育成を目的としたハンズオン式実習プログラムの開発を目指した.遺伝学的検査で得られたゲノム情報を,適切に臨床細胞遺伝学的(cytogenetics)な解釈ができることを到達目標とし,受講者の実力や学習したい項目からstep by step形式で実習できるよう,項目ごとに到達目標を細かく設定した.また,受講者が自身のパソコンで受講できる教材を作成した.受講者のアンケートから,意欲向上や実践への関心がみられた.これは実習への入り易さを意識した本プログラムの成果の現れであり,本プログラムを通してゲノム医療を実装するための人材育成へと繋がることが示唆された.
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
全ゲノム解析でありながら形態学的検査であるために実習を受ける機会がほとんどない染色体核型分析などについて,具体的な染色体異常症例を通して細胞遺伝学的な評価法を学習できる実習プログラムを作成した.受講者に具体的な到達目標を示すことで,ゲノム医療従事者として必要な臨床細胞遺伝学のスキル取得と意識向上に繋がっていた.本実習プログラムを用いることで,受講者の認定資格取得の動機付けともなっており,ゲノム医療を実装するための人材育成へと繋がることが期待された.
|