研究課題/領域番号 |
17K00483
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
学習支援システム
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研究機関 | 静岡大学 |
研究代表者 |
小暮 悟 静岡大学, 情報学部, 准教授 (40359758)
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研究分担者 |
近藤 真 静岡大学, 情報学部, 教授 (30225627)
小西 達裕 静岡大学, 情報学部, 教授 (30234800)
野口 靖浩 静岡大学, 情報学部, 准教授 (50536919)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2020年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | 日本語学習支援 / ディクトグロス / 発音評価 / 学習支援システム / シチュエーション知識 / 協調学習者エージェント / 言語学習支援システム / 日本語対話訓練 / 音声発話訓練 / 音声認識 / 知的学習支援システム / 音声対話 |
研究成果の概要 |
第二言語学習における教員の不足の問題に対処するため,独学で協調学習ができる日本語学習支援システムを構築した.本研究では特に(1)協調学習者を前提とした日本語対話訓練システムの開発(2)日本語初学者を対象とした音声認識技術の開発(3)ユーザプロファイルを備えた対話制御の実現の3つに着目して研究を進めた.協調学習者エージェントであるCLAと一緒に学習ができる学習支援システム,母語による発音誤りやすさを考慮した発音誤り判定を備えた学習支援システムの構築を行った.また,学習者の理解状況に応じて次に学習するコンテンツを推薦する機能を持つ日本語学習支援システムを作成した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
現在,日本語対話訓練システムの研究は幾つか行われている.発音の評価を行うシステムなどは多く存在し商用のアプリケーションも存在する.しかし,音声対話をベースとした,日本語対話訓練システムはほとんど存在しない.本研究では,日本語を第二言語とする日本語初学者が,独学でも複数の学習者と教師がいる状況を疑似体験できる環境を構築する.これからますます日本語を学びたい学習者の数が増えていくと予想されるため,本研究で作成する音声が利用可能な日本語対話訓練用システムを開発することは非常に意義のある研究といえる.
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