研究課題/領域番号 |
17K00507
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
エンタテインメント・ゲーム情報学
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研究機関 | 和歌山大学 |
研究代表者 |
原田 利宣 和歌山大学, システム工学部, 教授 (80294304)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 780千円 (直接経費: 600千円、間接経費: 180千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | ニホンオオカミ / バーチャル博物館 / デジタルアーカイブ / バーチャルリアリティ / GUI / 感性工学 / データマイニング / 曲線・曲面 / 形状推測 / 形状復元 / ヴァーチャルリアリティ / コンテンツ・アーカイブ / ユーザインターフェース / ヴァーチャル・リアリティ / 形状分析 |
研究成果の概要 |
ニホンオオカミの剥製は世界に4体しか存在しておらず,そのうち1体は和歌山大学が所蔵している.現在,その剥製は和歌山県立自然博物館に収蔵されているが,剥製の保管が重要であることから常設展示が行われていないため,ニホンオオカミの教育普及への貢献は限定的である.そこで本研究では,ニホンオオカミの教育・普及へ貢献することを目的として,ニホンオオカミの三次元モデルの制作とモーション付けを行った.次に,生息環境をVR上に構築した.さらに,自律的行動生成手法を用いることでニホンオオカミの仮想生態観察システムを開発し,その評価を行い,本システムがニホンオオカミの教育普及に貢献できるという有用性を示した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本システムがニホンオオカミの教育・普及への貢献に有用なものであるかを評価するために,本システムを紹介する動画を制作し「青少年のための科学の祭典―2020おもしろ科学まつり和歌山大会」の投稿動画コンテスト部門に投稿した.投稿動画コンテスト部門には全45作品が投稿され,金賞4作品,銀賞7作品,特別賞2作品が選出された.各賞の選出はオンライン上での一般投票による審査と,その審査結果を踏まえた実行委員会による審査の二段階審査により行われ,本システムの紹介動画は金賞を受賞した.よって,本システムの紹介動画を通してニホンオオカミに関する学びを得るとともに興味関心を抱いたことが推察された.
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