研究課題/領域番号 |
17K00555
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
放射線・化学物質影響科学
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研究機関 | 横浜市立大学 |
研究代表者 |
Robert Kanaly 横浜市立大学, 理学部, 教授 (00448656)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | DNA adductomics / RNA adductomics / DNA damage / 1,2-Naphthoquinone / Arylamines / Adductomics / アダクトーム / DNAダメージ / 培養細胞 / 質量分析 |
研究成果の概要 |
トリプル四重極型質量分析を用いた比較アダクトミクス法による、有毒な芳香族化合物に曝露されたヒト細胞におけるDNA/RNA付加体を検出する実験パイプラインを構築した。核酸アダクトミクス解析に高分解能質量分析とNMR分析を組み合わせ、食品成分、環境汚染物質、大気汚染物質、およびアリルヒドロキシルアミンの曝露によって生じる新規・既知の核酸付加体の検出と化学構造の特定に成功し、また、それらの生成機序について提案した。このDNA/RNAアダクトミクス法をDNA毒性・変異原性試験に応用することで、従来のDNAアダクトミクス法で生じる偽陽性を排除できる新たな毒性評価法の発展に繋がることが期待される。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
Results of this work contributed to the advancement of the fields of nucleic acid adductomics and DNA damage research with applicability to human exposure and drug development. A new methodology, DNA/RNA adductomics was designed, tested and its proof-of-concept was demonstrated for the first time.
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