研究課題/領域番号 |
17K00582
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境影響評価
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研究機関 | 愛媛大学 |
研究代表者 |
入江 賀子 愛媛大学, 社会共創学部, 准教授 (40782686)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
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キーワード | 社会影響評価 (SIA) / 統計手法 / 選択実験 / 政策等の評価 / 農村サステナビリティ / 耕作放棄地 / 社会影響評価(SIA) / 社会影響評価 |
研究成果の概要 |
農村サステナビリティ政策等のデザインでは、その環境・社会的メリットや価値を広範に測定する必要がある。本研究では、統計調査手法と社会影響評価 (SIA) の初期フェーズを適用した簡易なSIA手法である社会影響スコーピング (SIS) の手法を開発した。また、サンプルサイズが小さいことが多い農村サステナビリティ政策等の統計分析で効率的なサンプリングができる、選択実験の先端的手法である効率的デザイン手法や、パラメータの事後分布により分析結果を分かりやすく解釈できるベイズ統計手法の活用の効果を明らかにした。さらに、先端手法の統計手法を用いたSISを、農村サステナビリティ政策等に適用し、手法を評価した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究で検討した簡易なSIAの手法 (SIS) は、統計調査を主に用いるため、小規模予算での実施が可能であり、農村のサステナビリティ政策等の社会影響の評価が容易にできる手法であると考えられる。このため、国内外の農村のサステナビリティ政策等の事前の評価手法として、広く適用可能であると考えられる。また、SISで得られた資料は、証拠に基づく政策の基礎資料として効果的であると考えられる。
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