研究課題/領域番号 |
17K00616
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境モデリング・保全修復技術
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研究機関 | 近畿大学 |
研究代表者 |
森 美穂 近畿大学, 農学部, 准教授 (70581031)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | ネオニコチノイド農薬 / ジノテフラン / イミダクロプリド / 分解菌 / 影響評価 / 微生物分解 / 環境浄化 |
研究成果の概要 |
屋外に設置した人工水田におけるジノテフランとイミダクロプリドの連用による環境中への残留性を明らかにするとともに、水質や微生物の菌数・菌叢の変化を経時的に調査した。土壌中のジノテフラン濃度は、1年目と比較して2年目において、期間を通じて上回っており、イミダクロプリド濃度は、年度ごとに残留濃度が高くなる傾向がみられた。水質項目と微生物数・種類は、農薬散布による大きな差異は認められなかった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
微生物は生態系で主に分解者として重要な役割を担っているので、ネオニコチノイド系農薬によるそれらの生物活性や多様性の変化を屋外試験で調べる必要がある。その際には、実現場での使用を想定し、長期間・連続施用における環境中の残留性・蓄積性を明らかにし、分解菌を含む微生物生態系との関連性を明らかにすることが重要である。また、分解経路や分解産物を明らかにすることは、バイオレメディエーションの観点から重要である。
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