研究課題/領域番号 |
17K00634
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境材料・リサイクル
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研究機関 | 公益財団法人地球環境産業技術研究機構 |
研究代表者 |
伊藤 史典 公益財団法人地球環境産業技術研究機構, その他部局等, 研究員 (10366429)
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研究分担者 |
山田 秀尚 金沢大学, 先端科学・社会共創推進機構, 准教授 (60446408)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2017年度: 2,860千円 (直接経費: 2,200千円、間接経費: 660千円)
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キーワード | 高分子膜 / 水素分離膜 / 水素精製プロセス / 分離膜 / 吸水剤 / ガスバリア性 / PVA / 吸水性樹脂 / 水素精製 / 分離性能 / 耐久性 / ガス分離膜の開発 / 高圧での性能試験 / 膜内の配合比 / 環境材料 |
研究成果の概要 |
将来的に水素を中心としたクリーンなエネルギー社会へ移行するためには、新たな水素精製技術の開発が必要である。本研究では、この課題に取り組んだ。すなわち、従来の水素分離膜を用いた水素精製法とは異なり、作製した高分子膜のガス透過に関する特徴を利用した、新たな水素精製技術およびプロセスを開発した。先ず、2種類の高分子系の分離膜を作製した。その2種とは、①H2, Heの様な拡散系のガスを優先的に透過することが可能な膜と、②CO2を優先的に透過する膜である。これらの膜の特性を上手く組み合わせた分離技術およびプロセスを提案し、その基礎的な評価検討を行った。結果、高効率な水素精製プロセスを新たに開発できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
水素を中心としたクリーンなエネルギー社会へ移行するためには、新たな水素精製に対する技術開発が必要である。 この課題に対し、本研究では、①安価で高性能、そして高圧領域で耐性を有する高分子系の膜を開発した。次に、②水素精製に向けた新たなプロセスを提案した。そして、③①で開発した高分子系の膜を、②で提案したプロセスに組み込むことで、従来の水素精製プロセスには無かった、新たなアプローチによるプロセスを開発することが出来た。
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