研究課題/領域番号 |
17K00660
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 群馬大学 |
研究代表者 |
橋本 誠司 群馬大学, 大学院理工学府, 教授 (30331987)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | 再生可能エネルギー / 振動発電 / 衝撃構造 / パワーマネージメント / 故障診断 / 発電靴 |
研究成果の概要 |
本研究の目的は,エネルギーマネージメントを考慮した振動発電による自己完結型電源システムの開発であり,高出力化のための各種発電構造の提案,発電した電力に対する駆動負荷を考慮したパワーマネージメントシステムの構築,発電装置の耐久性評価と高耐久化について実施した。 その応用として,工場内の機械振動を利用した振動発電装置を開発し,これにより無線センサノードを駆動して機器の故障診断を自己完結的に行うシステムを構築した。また,災害医療現場で利用可能な発電靴を提案し,発電電力の携帯電話への給電システムの開発を実施した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
従来の機械共振に起因した狭帯域周波数での発電に対し,広帯域かつ高出力で発電可能な構造を提案したこと,発電から換電,蓄電までを含めたシステム構築により,応用機器に特化し高耐久かつ最適な自己完結型電源システムを設計したことが本研究の学術的意義である。 また,提案した自己完結型発電システムを実応用として,工場内での機器の機械振動を利用した発電による故障診断システムを構築したこと,被災地の医療現場で利用可能な発電靴とそれによるエネルギーマネージメントシステムを開発したことが社会的意義となる。
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