研究課題/領域番号 |
17K00671
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
持続可能システム
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
奥村 進 滋賀県立大学, 工学部, 教授 (70204146)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2020年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 2,730千円 (直接経費: 2,100千円、間接経費: 630千円)
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キーワード | 環境配慮型製品 / リマニュファクチャリング / リユース / リユース効率 / メンテナンス / ライフサイクルシミュレーション / 絶対劣化分布 / 相対劣化分布 / 環境負荷 / 物理寿命分布 / 機能寿命分布 / エンドオブライフオプション / 環境対応 / 持続可能システム / ライフサイクル評価 |
研究成果の概要 |
使用済みの工業製品からリユース可能な部品を取り出し,必要に応じて新品部品・修理部品・リサイクル部品を組み合わせることによって新規に工業製品を生産する方式(リマニュファクチャリング)は,すべての部品を新規に製造して組み立てていく生産方式よりも環境への負荷が低減できる.本研究課題では,リユース部品の物理・機能寿命分布,使用済み製品のリユース・リサイクル・廃棄オプション,およびメンテナンスの関係を考察した.
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
使用済み製品がリユース工場に回収され,リユース・リサイクル・廃棄という何れかの選択がなされることを想定したもとで,使用済み製品の循環性を評価するための指標にリユース効率という名称を与え,その確率モデルを構築した.また,リユース効率を大きくしつつ,同時に製品の長寿命化と使用済み製品の回収に要するコストを小さくすることを目的とした最適化問題を考え,その最適解を導いた.この研究成果を利用すれば,リマニュファクチャリングを効果的に行う上で不可欠である,製品耐久性・回収率・リユース回数に関する指針を得ることができ,環境負荷のさらなる低減に寄与できる.
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