研究課題/領域番号 |
17K00679
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
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研究機関 | 筑波大学 |
研究代表者 |
奥島 真一郎 筑波大学, システム情報系, 准教授 (20431653)
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研究分担者 |
山下 英俊 一橋大学, 大学院経済学研究科, 准教授 (50323449)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,810千円 (直接経費: 3,700千円、間接経費: 1,110千円)
2020年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
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キーワード | 環境政策 / エネルギー政策 / 気候変動政策 / 貧困 / 脆弱性 / エネルギー貧困 / エネルギー正義 / 気候正義 / 指標 / 経済政策 / エネルギー |
研究成果の概要 |
本研究では、各家計や個人における、エネルギーに関する貧困を測定するための新しい多次元エネルギー貧困指標を開発し、それを用いて我が国全体、地域を対象とした分析、また国際比較分析を行った。分析結果から、母子世帯や単身高齢者世帯がエネルギー貧困に陥りやすいこと、また、エネルギー貧困・脆弱な状態にある人々に対して、低炭素エネルギー・技術へのアクセスをどう保障していくかが今後の重要な課題であること、等が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究の特色、独創的な点は、環境・エネルギーに関する多次元貧困、脆弱性といった学術的にも重要かつ未開拓のテーマに注目した点である。本研究で開発した多次元エネルギー貧困指標は、世界的にみても高い関心をもたれており、論文の被引用数からみても大きなインパクトを与えたと言える。また、本研究の成果は、岩波書店『科学』などの媒体を通じて一般向けにも紹介されており、本研究は日本のエネルギーに関する貧困、脆弱性についての理解を深める一助となった。
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