研究課題/領域番号 |
17K00684
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
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研究機関 | 山梨大学 |
研究代表者 |
喜多川 進 山梨大学, 大学院総合研究部, 准教授 (00313784)
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研究分担者 |
伊藤 康 千葉商科大学, 人間社会学部, 教授 (10262388)
辛島 理人 神戸大学, 国際文化学研究科, 准教授 (20633704)
小堀 聡 名古屋大学, 経済学研究科, 准教授 (90456583)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 2,080千円 (直接経費: 1,600千円、間接経費: 480千円)
2017年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
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キーワード | 環境政策史 / 資源政策 / 環境政策 / 推進要因 / 阻害要因 |
研究成果の概要 |
本研究は,日本における,広い意味で資源に関連する政策の歴史的展開を考察するものである。これまでの歴史研究ではほとんど扱われてこなかった,1970年代以降も含めた資源政策も射程に入れている点が特徴である。国内外での資料収集のほか,全国紙等の新聞,各種業界団体の雑誌・機関紙などを渉猟し,それらの分析を進めた。その結果,日本で海外資源の大量輸入を可能にした諸要因が明らかになった。そして,海外資源の大量輸入が,日本国内の自然資源の破壊にもつながったことを示した。さらに,地球環境保全と結びついた日本の資源政策の展開についても考察した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「資源小国」と評され,「資源」なるものが重要である日本において,これまで「資源」をめぐる一連の政策の展開が考察されることはほとんどなかった。そのような状況のなかで,これまでの政策展開を考察した本研究は,学術的のみならず社会的意義をもつ。
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