研究課題/領域番号 |
17K00707
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
環境政策・環境社会システム
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研究機関 | 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター |
研究代表者 |
木村 道徳 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター, 総合解析部門, 主任研究員 (90573923)
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研究分担者 |
金 再奎 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター, 総合解析部門, 専門研究員 (70391092)
上須 道徳 大阪大学, COデザインセンター, 特任准教授(常勤) (50448099)
小野 聡 立命館大学, 政策科学部, 助教 (20724636)
熊澤 輝一 総合地球環境学研究所, 研究基盤国際センター, 准教授 (90464239)
王 智弘 総合地球環境学研究所, 研究部, 外来研究員 (60614790)
堀 啓子 国際連合大学サステイナビリティ高等研究所, サステイナビリティ高等研究, Research Assistant (80825787)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2021-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2020年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | 将来社会ビジョン / まちづくり / 市民参加 / 社会実装 / 環境政策 / 持続可能社会 / ソーシャルネットワーク / 社会シナリオ / ネットワーク / 住民参加 / ワークショップ / 集落カルテ |
研究成果の概要 |
本研究では、地域資源の活用と豊かさをキーワードに、地域の将来社会ビジョンをステークホルダーが協働で読み解き、実現に向けて求められる取組、事業などを立案するための方法論を検討し、ワークショッププログラムの提案を行った。滋賀県高島市朽木地域の住民福祉活動計画の策定と、滋賀県高島市の市民協働事業を対象に、市民参加ワークショップを実施し、地域の将来社会像とその実現に向けた課題を、ネットワークグラフの形で整理したモデルの作成を行った。また、これらを検討することで、地域の将来社会像の実現に向けて求められる、市民活動や行政事業などを立案した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
地域社会の持続可能性を高めるために、住民参加ワークショップにより将来社会像の作成が各地で行われているが、一過性のものとなりやすく、まちづくり活動に反映されるまでには至らないことが課題であった。本研究では、地域の将来社会像を構成する要素と、地域が抱える課題構造を併せたネットワークモデルを作成することで、これを地域住民に幅広く公開することが可能となり、モデルの修正および改変に関するコメントを広く継続的に住民から受け付けることができた。また、ワークショップにおいてネットワークモデルを作成することで、アウトプットとしての成果を明確化することができ、有効性についての事後検証が可能と期待される。
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