研究課題/領域番号 |
17K00710
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 千葉大学 |
研究代表者 |
渡邉 誠 千葉大学, 国際教養学部, 教授 (50272349)
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研究分担者 |
渡邉 慎二 千葉大学, 大学院工学研究院, 教授 (40770095)
小野 健太 千葉大学, 大学院工学研究院, 准教授 (70361409)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | サービス・デザイン / デザイン・プロセス / インハウス・デザイン / インダストリアル・デザイン / デザイン・マネージメント / プロダクトデザイン / デザイン思考 / デザイン方法論 |
研究成果の概要 |
サービス・デザインの特徴は、「1先行プロセスにおける使用者による評価やビジネスの検証の実施」「2先進技術による高度なプロトタイプの作成を全プロセスで実施3段階的に具現化するプロセスはサービス・デザインでも健在」にまとめることができることがわかった。中でも一番特徴的なのは、これまで、企業が企業の中だけで評価を行なってきた先行デザインのプロセスが、外部の評価を伴うプロセスとなっていることがわかった。その一方で、「より具現化する」というデザインの基本プロセスは変化していないということも確認できた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
今日のように、デザインの対象がサービス・デザインやソリューション・デザインに拡大される中で、日本の特徴である企業内デザイン部門におけるデザイン・プロセスがどのように変化しているかを明らかにすることを目指したものである。日本の企業内デザイン部門の多くは、そのデザイン部門の中にこれらの新しいデザイン領域に対応が可能な部署を設けている。これらの部署におけるデザイン・プロセスが従来のデザイン・プロセスとどのように変わってきたのか、あるいはその特徴は何かを、デザイン部門へのインタビューによるケース・スタディをもとに明らかにし、日本のデザインの優位性を明示し、今後の日本の産業の変革に利用することができる。
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