研究課題/領域番号 |
17K00724
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 東京大学 (2018-2019) 首都大学東京 (2017) |
研究代表者 |
渡邉 英徳 東京大学, 大学院情報学環・学際情報学府, 教授 (00514085)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | カラー化 / デジタルアーカイブ / ソーシャルメディア / マスメディア / 写真 / デジタルアース / AR / デザイン / 災害 / 人工知能 / ワークショップ / コミュニティ / アーカイブ |
研究成果の概要 |
本研究ではマス・ソーシャルメディアと災害デジタルアーカイブの統合を目的とした。災害アーカイブの白黒写真をAI技術を用いてカラー化することで,リアルタイムの災害情報・アーカイブされた災害資料とを,違和感なくインテグレートできた。その結果,ソーシャルメディアでの発信に大きな反響があった。さらにマスメディアとの共同企画,実展示などの成果も生まれた。研究代表者のツイッターに投稿したカラー化写真のインプレッション数は,研究期間内に3億回以上となり,活発な対話が生まれた。実展示においても活発な対面の対話が生まれ,オフラインのコミュニティが形成された。これらのことから,本研究の目的は達成されたといえる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
災害デジタルアーカイブは,多面的な災害の「実相」を伝える知識基盤である。しかし、いまだ十分に利活用されていない。本研究の手法により,災害アーカイブに “ ストック ” されていた資料が “ フロー” 化され,創発するコミュニケーションによって情報の価値が高められる。本研究の成果は,災害デジタルアーカイブの利活用を促進し,貴重な資料とできごとの記憶を,未来に継承するための一助となり得る。
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