研究課題/領域番号 |
17K00735
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 金城学院大学 |
研究代表者 |
遠藤 潤一 金城学院大学, 国際情報学部, 准教授 (60461274)
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研究分担者 |
定国 伸吾 静岡理工科大学, 情報学部, 准教授 (00454348)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,950千円 (直接経費: 1,500千円、間接経費: 450千円)
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キーワード | プロジェクション / 映像コンテンツ / プレパレーション / ディストラクション / 小児医療 / 情報デザイン / プリパレーション / プロジェクションマッピング / インタラクション / コンテンツ |
研究成果の概要 |
小児医療病棟のディストラクションのために,プロジェクタを使った映像コンテンツの制作と表示のためのツール開発を行った。あいち小児保健医療総合センターと共同研究を行い,病院内の処置室や病室で患者である子どもが感じる恐怖を軽減したり気をそらしたりするものである。 処置室や病室などは清浄性を保持するため無機質で変化が乏しくなりがちである。従来はおもちゃなどを使っていたが,プロジェクタを使って処置室の壁面や天井に映像を投影することで,従来にない新しいディストラクションの方向性を示した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
子どもの療養環境の改善のためにさまざまな研究が行われているが,これまで国内では建物の壁画,照明,家具などに関する改善が多く,デジタルツールの表現力や更新可能性を活かして導入する例は少ない。国内でもプリパレーションやリハビリにおいてデジタル機器を使う研究が見られるが,海外に比して十分ではない。また,デジタル機器のメリットがあっても,現場スタッフのITスキルの低さから,導入を躊躇する例が多い。長期間の入院や通院を行う場合,治療以外の医療環境そのものにも重視することも必要である。その具体的な例として本研究では,プロジェクションを活用した実践を示している。
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