研究課題/領域番号 |
17K00739
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
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研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
山岡 俊樹 京都女子大学, 家政学部, 教授 (10311789)
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研究分担者 |
森 亮太 兵庫県立工業技術センター, その他部局等, 研究員 (40723440)
土井 俊央 岡山大学, 自然科学研究科, 助教 (20794077)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2022-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2021年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2017年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
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キーワード | メンタルモデル / 社会メンタルモデル / Structural Model / Functional Model / 機器メンタルモデル / タスク / 待機時間 / 主情報 / 概要情報 / 関連情報 / ユーザ体験 / システムイメージ / 有用性 / 利便性 / 魅力性 / 構造モデル / 機能モデル / 時間モデル |
研究成果の概要 |
メンタルモデルの構成要素として、主情報、副情報及び関連情報の3要素を考案し、それらの事前評価と事後評価の時間変容による変化を調べた。Sモデルはメンタルモデル構築に有効で、Fモデルはストーリーなどによる文脈構築に役立つのが分かった。Sモデルの構築により、システムの本質が分かるので、Sモデルによるメンタルモデルの保持が、Fモデルの場合よりも効果的である。モノに関するメンタルモデルの上位概念である社会メンタルモデルでは、Sモデルに相当する人々の価値構造とFモデルに対応した人々の行動を検討する必要がある。操作のメンタルモデルの予測は、ユーザのメンタルモデルのレベル、手がかりの有無によって可能となる。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
近年、デザインする対象が複雑化、大型システム化しており、例えば、羽田空港や地下鉄などで、目的地まで歩く距離が長く、複雑になり、構内の方向を示すサイン表示だけでなく、距離を表示している例が増えている。また、我々が買い物をする時、ストレスなく商品を購入できるオムニチャンネルが今後発展するといわれ、時間が重要な要素となっている。多忙な現代人にとって、ストレスなく、時間をかけずに注文できるかがポイントである。このような状況で時間軸を加えたメンタルモデルの研究はモノ・コト作りにおいて有意義である。
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