研究課題/領域番号 |
17K00745
|
研究種目 |
基盤研究(C)
|
配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
デザイン学
|
研究機関 | 兵庫県立工業技術センター |
研究代表者 |
平田 一郎 兵庫県立工業技術センター, その他部局等, 主任研究員 (80470243)
|
研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
|
研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
|
配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
|
キーワード | デザイン支援 / デザイン評価 / 人間工学 / グリップデザイン / デジタルモデル / 把持姿勢 / 指寸法計測 / デジタルヒューマン / モーションコントローラ / デザイン設計支援 / デザイン評価分析 / プロダクトデザイン |
研究成果の概要 |
作業工具などの持ち手は多様な持ち方や握り方を考慮してデザインする必要がある。そこで本研究は、複数の手のサイズを用いて多様な持ち方や握り方のシミュレーションを行いながら製品設計を行うための設計プロセスについて研究した。その方法として、デジタルハンドモデルをコンピュータ上に作成し、デジタルハンドモデルと製品のモデルを用いて製品モデルの把持状況をシミュレーションすることについて検討した。コンピュータ上で製品の把持姿勢をシミュレーションすることにより、製品開発の上流工程で握りやすさについて評価することを目指した。
|
研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究での成果は、多様な手のサイズに対応した「持ちやすさ」の分析を行う方法として、スマートフォンで計測した個人の手寸法データをもとにデジタルハンドをコンピュータ上に作成し、握りやすさについてシミュレーション評価することである。このシステムを構築することにより、個々のユーザに対応したデザイン提案だけでなく、多様なユーザに最適な形状を導き出すことも期待できる。本研究内で制作したスマートフォン用アプリケーションにより手の寸法データを容易に計測して収集可能となり、多人数の寸法データを収集したデータベース構築が期待でき、将来的には様々なサイズのデジタルハンドを用いた操作シミュレーションが可能となる。
|