研究課題/領域番号 |
17K00746
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 茨城大学 |
研究代表者 |
渋沢 進 茨城大学, 理工学研究科(工学野), 名誉教授 (20110398)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 高齢者インタラクション / 高齢者健康支援システム / 高齢者の動作と状態の推定 / 環境センサ / 装着センサ / ヘルスケアセンサネットワーク / センサデータ処理 / 情報基盤技術 / 生活の質 / 生活活動支援 / センサ組込み端末 / 活動・生理データ / 健康支援システム / ヒューマンコンピュータインタラクション / 人の活動・生理データ / データ収集とデータ集計 / グラフトポロジー構造 / 高齢者の生活様態 / 非同期データ送信 / 人の活動認識 / 木トポロジー構造 / 環境・装着・生理センサ / 深度画像センサ / 複数センサのデータ処理 / インタラクション支援システム / 赤外線画像認識 / 非同期データ転送 / 高齢者ヘルスケア / 心拍数 / 加速度 / 介護予防 / 高齢者生活 / 動作行動支援システム / センサネットワーク / スマートセンシング |
研究成果の概要 |
本課題は、センサシステムを用いて高齢者の動作を検出し、状態を推定し、高齢者に働きかけるアクティブインタラクションシステムの開発と評価、及びその先進的情報基盤技術の開拓を目的とした。研究期間中に、深度画像センサを用いた拮抗体操支援システムと協調作業支援テーブルトップシステムの成果を研究発表した。また、高齢者の活動支援の基礎となるセンサネットワークの分散非同期データ送信法を評価し、研究発表した。さらに、高齢者の社会的行動が制限されて、孤立が進み、多くの高齢者の小さい動作と行動が習慣化しており、地域高齢者の活力ある生活を支援するため、生活活動と満足度、情報機器利用等に関する生活の質を調査した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
拮抗体操は認知機能と運動機能を同時に使う体操方法であり、体操支援システムは高齢者の健康の維持・向上、生活の質の向上、医療・介護従事者の負担軽減等に寄与する。赤外線画像認識によるマルチタッチ・テーブルトップシステムは、人の協調作業を支援する先進的情報基盤技術である。分散非同期センサネットワークのデータ送信法は、高齢者の健康状態を随時感知する装着センサや高齢者の周囲の多数の環境センサからの時系列データを効率的に収集・処理する基盤技術である。また、地域高齢者の生活活動と満足度、情報機器利用等の生活の質に関する調査は、高齢者の活力ある生活を支援し、健康行動の促進を図るための貴重な情報源となる。
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