研究課題/領域番号 |
17K00772
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
家政・生活学一般
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研究機関 | 椙山女学園大学 |
研究代表者 |
石原 久代 椙山女学園大学, 生活科学部, 教授 (50193347)
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研究分担者 |
大澤 香奈子 京都光華女子大学短期大学部, その他部局等, 准教授 (00410697)
山下 健 椙山女学園大学, 生活科学部, 講師 (50783990)
内藤 章江 お茶の水女子大学, グローバルリーダーシップ研究所, 特任リサーチフェロー (70367639)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | カラーユニバーサルデザイン / 生活行動 / 色の象徴性 / 開ける動作 / 視認性 / 未就学児 / 開ける行動 / 色彩 / 表示 / ユニバーサルデザイン / 開閉行動 / 容器 / ドア / 高齢者 |
研究成果の概要 |
色彩の象徴性を利用して「生活行動を支援するカラーユニバーサルデザイン」を提案することを目的に研究を行った。 本研究では,実験結果の活用範囲が広いと考えられる「開ける」行動を取り上げ、生活の中にある多様な容器やドアの開閉サインなどを中心に色彩との関係を検討した。 その結果、特に赤が「開ける」行動を連想させ、動作・行動をサポートする効果も高いことが明らかになった。また、この色彩の効果は年齢が上がるとともに定着することが判明した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
カラーユニバーサルデザインが叫ばれ、色弱者への対応は徐々に改善されているが、我々の生活の中での表示に用いられる色彩は、家電と住宅設備の電源のON、OFFの色彩が逆であるなど、生活者が混乱する使われ方をしている。性別や年齢、経験が異なる人々の色に対する共通認識が明確になれば、パッケージやピクトグラムなどに応用できる。 本研究では、人とモノとを結ぶ「開ける」行動を中心に取り上げたが、多くの年代で色彩に対する一致を確認することができ、この結果はすぐにでも利用できるものである。
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