研究課題/領域番号 |
17K00797
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 実践女子大学 |
研究代表者 |
牛腸 ヒロミ 実践女子大学, 生活科学部, 教授 (80114916)
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研究分担者 |
稲垣 サナエ 実践女子大学, 研究推進機構, 研究員 (60286896)
本多 素子 実践女子大学, 生活科学部, 助教 (90831959)
塚崎 舞 実践女子大学, 生活科学部, 助教 (50844924)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2017年度: 3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
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キーワード | 食品廃棄物 / 天然色素 / 染色 / 堅ろう / 消臭 / 廃棄物 / 濃色 / 未利用色素 / アンモニア / 染色堅牢度 / 消臭性 / 抗菌性 |
研究成果の概要 |
大量に排出される食品廃棄物を有効利用するために、合成染料に比べて環境負荷の小さい食品廃棄物中の色素を抽出して、濃色で堅ろう、かつ、色染以外の機能を発現する染色布の染色方法を検討した。 色素の抽出方法としては、抽出溶媒、温度、時間および色材と溶媒との割合を検討した。染色方法としては染め重ね法、重ね媒染法に濃色染めの期待が見いだされた。また、アンモニア消臭能は染色布によって大きく異なることが明らかになった。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究では、廃棄物から色素を抽出して、濃色で堅ろうな染色物が得られることが分かった。さらに染料の染色性以外の機能を、その化学構造や媒染剤の機能から推論し、実用的な観点から、染色布に消臭性を付与する方法を確立した。実用的な研究でありながら、効率だけを追求しない姿勢は生活者の視点であり、廃棄物から色素を抽出して実用化する考え方は環境に配慮するものであり、循環型社会を目指すものである。これからの社会にとって重要な視点である。
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