研究課題/領域番号 |
17K00800
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
衣・住生活学
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研究機関 | 日本女子大学 |
研究代表者 |
薬袋 奈美子 日本女子大学, 家政学部, 教授 (60359718)
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研究分担者 |
寺内 義典 国士舘大学, 理工学部, 教授 (00338295)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,210千円 (直接経費: 1,700千円、間接経費: 510千円)
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キーワード | ボンエルフ / 人優先 / 滞留空間 / 住宅地 / 高齢化社会 / 子育て支援 / 路面装飾 / 交通規制 / 生活道路 / 住教育 / 法定外表示 / 道環境 / ストリートファーニチャー / 滞留 / 道路管理団体 / 交通標識 / シェアードスペース / 滞留行為 / 道路分類 / 生活道路マスタープラン / 路面アート / 交通静音化 / 子どもの遊び空間 / コミュニティ / 遊戯道路 / ストリートパーティ / DIYストリート / 地域居住 / まちづくり / 学校教育 |
研究成果の概要 |
1970年代から欧州のボンエルフでは、生活道路の車道部分での滞留が積極的に認められ、国や時代で柔軟に運用されてきたことがわかった。時速7㎞で走行すると認識されている国、路面ペイントで人優先空間の創出、緊急車両が通行できる幅員以外は住民が遊具やベンチを置いて使う道等がある。背景には、法律にボンエルフが位置づける以外にも、道路マニュアル策定、生活道路を生活の場利用を明示する等がある。 日本でもボンエルフの導入可能性を検討するために、道遊びの実態を調べ、人優先の道環境を形成する路面ペイントの導入例を確認した。また路面ペイント(路面装飾)による、一般住宅地で道に対する意識変化を確かめられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
道は身近な公共空間であるにも関わらず、高齢者や子供連れの人が歩きにくい歩道、立ち話や家の前での道遊びが許容されない認識が定着している。欧州のようにボンエルフの交通規制を日本にも導入することで、暮らしやすい住宅地を形成することが可能となる。 本科研費研究中に、道路交通法が改正され歩行者利便増進道路制度が導入されたが、歩道上にしか適応されず、広幅員が確保できる一部の道でしか利用できない。本研究では、全国の住宅地内の生活道路で、生活空間利用ができる可能性を示すことができた
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