研究課題/領域番号 |
17K00832
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 京都華頂大学 |
研究代表者 |
豊原 容子 京都華頂大学, 現代家政学部食物栄養学科, 教授 (50241211)
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研究分担者 |
豊原 治彦 京都大学, 農学研究科, 准教授 (90183079)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
2,990千円 (直接経費: 2,300千円、間接経費: 690千円)
2019年度: 650千円 (直接経費: 500千円、間接経費: 150千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | 海藻 / 発酵食品 / 乳酸菌 / 伝統食 / ぬか漬け / 伝統食品 / 発酵 / 機能性成分 / クロロフィルc2 |
研究成果の概要 |
日本各地に存在する伝統的海藻発酵食の探索を行った。味噌漬け、ぬか漬け、麹漬けなどの中で、海藻の機能性成分と同時に乳酸菌も摂取することができるぬか漬けに焦点をあて、各種海藻を用いてその調整方法について検討した。一方、若者を対象としたアンケート調査を行ったところ、日常的に用いられる海藻種と調理方法が極めて限られていることがあきらかとなったことから、まず若者に好まれる料理に海藻を用いるレシピの開発を行った。さらにぬか漬け海藻を用いた場合について検討した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
海藻はその機能性成分について研究が進んでおり、これらの成分を抽出するなどの加工がなされている。しかしながら海藻を調理し日常の食卓に利用することにより複数の機能性成分を同時に摂取することができ、また、これまで伝統的に用いられてきた発酵食品として利用することによって乳酸菌も同時に摂取することができることから、腸内環境を整える効果も期待できると考えられ、健康に資することができる。海藻は未利用のものも含め、豊富な資源でありこれらの有効活用にも役立つと考えられる。
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