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漢方生薬導入による認知症予防食事モデル構築のための基礎研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K00839
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関松山大学

研究代表者

天倉 吉章  松山大学, 薬学部, 教授 (50321857)

研究分担者 古川 美子  松山大学, 薬学部, 教授 (20219108)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 2,470千円 (直接経費: 1,900千円、間接経費: 570千円)
キーワード食生活 / 生薬 / 認知症 / 認知症予防
研究成果の概要

生薬を食生活に導入した認知症予防食事献立を考案することを目的に,生薬70種のエキスのin vitro解析によるスクリーニングから,5種の生薬(サンショウ,ケイシ,シテイ,ヒシノミ,モッカ)が選択された.次いで,これら5種の生薬について,一過性健忘症マウスによるin vivo解析を実施し,いずれも有意な効果が認められなかったが、サンショウに一部改善が期待される効果を見出した.また,別の実験系で,ヒシノミには脳内における炎症反応を抑制する効果がある可能性が示唆された。効果が期待されたサンショウを使った食事献立を検討し,おかず,デザートを含むサンショウ入り献立として14種を提案することができた.

研究成果の学術的意義や社会的意義

認知症は根本的な治療法が確立されておらず,発症を事前に予防するしかないのが現状である.認知症の予防には生活習慣病と同様,食生活が重要であるといわれているが,その科学的検証は少ない.本研究は,食生活と認知症予防のつながりに着目し,疾病モデルマウスを使用した科学的根拠構築を目指した研究であり,本成果はその解明の一助となると期待される.また,漢方等に使用される生薬を具体的に食事献立へ使用した検討例は少なく,研究成果から選択した素材を認知症予防献立として食生活への導入に至るまでの具体例として示唆される.

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2018

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 認知症予防素材を探るin vitro試験による生薬のスクリーニング2018

    • 著者名/発表者名
      天倉吉章,杉脇秀美,好村守生,有澤香穂,原 龍一,奥山 聡,古川美子
    • 学会等名
      日本生薬学会第65回年会
    • 関連する報告書
      2018 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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