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食事・栄養素が認知指標および脳形態に与える影響の解明-オミックス解析を用いた検討

研究課題

研究課題/領域番号 17K00845
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関東北大学

研究代表者

小暮 真奈  東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 助教 (30789764)

研究分担者 瀧 靖之  東北大学, スマート・エイジング学際重点研究センター, 教授 (10375115)
寳澤 篤  東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 教授 (00432302)
小柴 生造  東北大学, 東北メディカル・メガバンク機構, 教授 (70332301)
研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2021-03-31
研究課題ステータス 完了 (2020年度)
配分額 *注記
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 2,340千円 (直接経費: 1,800千円、間接経費: 540千円)
キーワード認知指標 / 脳形態 / 食事 / 栄養素 / オミックス解析
研究成果の概要

食事・食品摂取と脳形態との関連を検討した結果、エネルギー摂取量が未調整であるものの、きのこ類の摂取量は他の調整項目と独立して灰白質容量と有意な正の関連が認められた。また、食事パターンでみると、洋食パターンスコアが中央値以上のグループで有意に灰白質容量および海馬左右平均容量が多かった。さらに、上記の分析モデルにオミックス解析結果を加えて検討した結果、アミノ酸が両者の関連を修飾している可能性が示唆された。
今回、オミックス解析結果については代表的なアミノ酸のみの結果を用いて検討したが、今後も共同研究等で詳細に検討し、脳の健康に寄与しうる代謝物質について明らかにする予定である。

研究成果の学術的意義や社会的意義

認知症や認知機能に影響を与える要因として食生活の関与がコホート研究により報告されているが、食事および食品がどのような代謝物質を介して脳形態・認知機能に影響を及ぼし認知症につながるかについて、人での作用機序は解明されていないのが現状であった。本研究で脳の健康に寄与しうる代謝物質が把握できることによって、作用機序に則った食事内容の重要性を訴えるための重要な知見となることが考えられる。今後も共同研究等で詳細に検討し、脳の健康に寄与しうる代謝物質について明らかにする予定である。

報告書

(5件)
  • 2020 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2019 実施状況報告書
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2022-01-27  

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