研究課題/領域番号 |
17K00847
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | お茶の水女子大学 |
研究代表者 |
岸本 良美 お茶の水女子大学, お茶大アカデミック・プロダクション, 寄附研究部門准教授 (70600477)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,550千円 (直接経費: 3,500千円、間接経費: 1,050千円)
2019年度: 1,690千円 (直接経費: 1,300千円、間接経費: 390千円)
2018年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 小胞体ストレス / 血管炎症 / 動脈硬化 |
研究成果の概要 |
がんや動脈硬化など、種々の疾患の進展に酸化ストレスが大きな影響を及ぼすことはよく知られているが、近年、様々な疾患において小胞体ストレスによる細胞機能の障害、炎症、細胞死が大きく関与していることが明らかになってきた。本研究は、動脈硬化の進展に重要な血管炎症に対して、小胞体ストレスがどのように関与しているのか、またどのような食品成分により改善されるのかを明らかにすることを目的とし、培養細胞(血管内皮細胞、単球系細胞)を用いた検討を行った。その結果、飽和脂肪酸であるパルミチン酸により小胞体ストレス関連因子の発現が増加すること、いくつかの食品成分が抑制効果を有することを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
食品の機能性研究において、酸化ストレスに対する抑制作用は多くの報告があるが、小胞体ストレスに着目した報告は少ない。ポリフェノール類は疫学研究などからも動脈硬化性疾患に対するリスク低減作用が示されている注目の成分であるが、小胞体ストレスとの関連も含めて更なる機能性の解明につながると期待される。我が国の死因の約4分の1を占める動脈硬化性疾患の予防には国民の関心も高いことから、社会的意義、インパクトも非常に大きい。
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