研究課題/領域番号 |
17K00865
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 同志社女子大学 (2018-2019) 滋賀県立大学 (2017) |
研究代表者 |
森 紀之 同志社女子大学, 生活科学部, 准教授 (90585184)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2018年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
2017年度: 1,560千円 (直接経費: 1,200千円、間接経費: 360千円)
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キーワード | TRP channel / thermo regulation / TRPM8 / awareness of cold / 体温調節 / 熱産生 / TRPチャネル / 食品 / 冷え / 温熱感覚 |
研究成果の概要 |
本研究では、冷えを形成する要因の解明を目指し、温度受容TRPチャネルの関与を明らかにすることを目的として行った。主観的な冷えの症状の程度には,冷温に対する生理的な体温調節反応の影響だけでなく、TRPM8の感受性も関与する可能性が明らかになった。TRPM8の感受性には季節変動なども確認され、食品成分由来の慢性的な刺激によっても影響する可能性が示された。冷えの症状緩和のための作用点としてTRPM8の機能調節が有効となる可能性が示された。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
「冷え」は多くの若年女性が悩まされている重要な社会的問題でありQOL向上の側面からも「冷え」の全容解明およびその改善方法の開発が望まれる。本研究では温度受容TRPチャネルを介した冷え形成の生理的作用機序の理解につながる基礎的な研究としての意義が考えられる。また、温度受容TRPチャネルを利用した新たな食品摂取による冷え改善方法の考案につながる応用的な研究の第一歩となることが期待される。
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