研究課題/領域番号 |
17K00886
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 日本大学 |
研究代表者 |
近藤 春美 日本大学, 生物資源科学部, 講師 (80401602)
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研究分担者 |
熊谷 日登美 日本大学, 生物資源科学部, 教授 (20225220)
池脇 克則 防衛医科大学校(医学教育部医学科進学課程及び専門課程、動物実験施設、共同利用研究施設、病院並びに防衛, 内科学, 教授 (40287199)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,420千円 (直接経費: 3,400千円、間接経費: 1,020千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
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キーワード | HDL / コレステロール / 動脈硬化 / 硫黄化合物 / ニンニク / マクロファージ / HDL / 食品 / 含硫化合物 |
研究成果の概要 |
高密度リポタンパク質(HDL)は動脈硬化巣中の泡沫化マクロファージから余分なコレステロールを引き抜いて肝臓へと戻す抗動脈硬化作用を有する。本研究では硫黄化合物のコレステロール引き抜き能について検討した。硫黄化合物は、ニンニクに含まれるアリルシステインスルホキシド(ACSO)とメチルシステインスルホキシド(MCSO)およびその代謝物であるジアリルジスルフィド(DADS)とジアリルトリスルフィド(DATS)、ブロッコリーに含まれるスルフォラファン(SFA)とスルフォラフェン(SFE)を用いた。その結果、コントロールと比較して、DADS,DATS及びSFAはコレステロール引き抜き能が増加した。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
硫黄化合物を含むニンニクや玉ねぎは日本人の食生活に密接に関係していることから、有病者だけでなく未病者の健康寿命の延長も期待できるという点で公衆衛生学的見地からも多大な貢献が期待できる。申請者は食事因子に着目した実験を行い、硫黄化合物の中からニンニク香気成分がコレステロール引き抜きを促進することを発見した。今回、コレステロール引き抜きを増大させる硫黄化合物を発見したことにより、これらの化合物をリード化合物とした日本人の主要死因である癌と動脈硬化の未病分野への予防として応用が期待される。
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