研究課題/領域番号 |
17K00893
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 京都女子大学 |
研究代表者 |
宮脇 尚志 京都女子大学, 家政学部, 教授 (10422966)
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研究分担者 |
保野 慎治 東京慈恵会医科大学, 医学部, 非常勤講師 (20467476)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2023-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2022年度)
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配分額 *注記 |
3,120千円 (直接経費: 2,400千円、間接経費: 720千円)
2019年度: 520千円 (直接経費: 400千円、間接経費: 120千円)
2018年度: 1,170千円 (直接経費: 900千円、間接経費: 270千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 骨格筋量 / インピーダンス法 / 動脈硬化リスク因子 / 骨格筋 / 動脈硬化リスク / 分岐鎖アミノ酸 / 生活習慣病 / 体組成 / 簡易型自記式食事歴法質問票 / 分枝鎖アミノ酸 / 栄養 |
研究成果の概要 |
骨格筋量の減少は肥満や内臓脂肪の蓄積とは独立して動脈硬化リスク因子と関連を有する可能性があり、そのカットオフ値は男性では32-33%、女性では25-26%程度であった。また、上下肢別に骨格筋量を測定できる新開発の装置を用いることで、動脈硬化リスクとのより詳細な関連を検討することが可能となった。 本研究から、健診の場などで動脈硬化リスクを早期に評価するためには、体重、体脂肪、内臓脂肪だけでなく、骨格筋量も評価することが必要であることが示唆された。そのために被曝リスクがなく高精度で簡便に体組成を測定できるインピーダンス装置が有用であると考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
これまで、骨格筋量の減少は高齢者におけるサルコペニアとの関連を中心に論じられてきた。しかし、本研究により、骨格筋量の減少は、体重、体脂肪、内臓脂肪とは独立して、高血圧症、糖尿病、脂質異常症といった動脈硬化リスク因子と関連することが示唆された。 そのため、今後は、健診や臨床の場で測定する体組成においては、体重、体脂肪、内臓脂肪に加えて骨格筋量についても測定及び評価する必要があると考えられる。
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