研究課題/領域番号 |
17K00897
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 摂南大学 |
研究代表者 |
矢部 武士 摂南大学, 薬学部, 教授 (40239835)
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研究分担者 |
荒木 良太 摂南大学, 薬学部, 講師 (90710682)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
4,680千円 (直接経費: 3,600千円、間接経費: 1,080千円)
2019年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
2018年度: 1,820千円 (直接経費: 1,400千円、間接経費: 420千円)
2017年度: 1,430千円 (直接経費: 1,100千円、間接経費: 330千円)
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キーワード | 葉酸欠乏 / うつ / 葉酸 / エピジェネティクス / 神経新生 / うつ様症状 / 海馬 / うつ様行動 / DNAメチル化 / ヒストンメチル化 / 栄養 / 食品 / 脳 / 精神 |
研究成果の概要 |
低葉酸食を与えたマウスでは、強制水泳試験においてうつ様行動を示した。海馬歯状回では、低葉酸食投与マウスで新生成熟ニューロンの減少と未成熟ニューロンの増加が観察された。Golgi-Cox染色の結果から、低葉酸食投与マウスの海馬では、樹状突起の複雑性、スパイン密度、及び成熟スパイン数が著しく減少していることが明らかになった。また、ストレス負荷後のc-Fos陽性ニューロン数が、低葉酸食投与マウスのDGでは減少していた。これらの結果から、海馬ニューロンの成熟度の低下が、葉酸欠乏による抑うつ症状に関与するものと考えられた。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
本研究において、葉酸欠乏性うつの発症機序として海馬歯状回における神経新生の異常が関与することを明らかとすることが出来た。本研究成果は、うつ病態における葉酸の重要性を示すものであり、適切な量を摂取することの重要性を啓蒙することにより、うつ病の予防や治療に貢献できることが期待される。
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