研究課題/領域番号 |
17K00910
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研究種目 |
基盤研究(C)
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配分区分 | 基金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
食生活学
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研究機関 | 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 |
研究代表者 |
竹林 純 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所, 国立健康・栄養研究所 食品保健機能研究部, 食品分析・表示研究室長 (30421837)
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研究期間 (年度) |
2017-04-01 – 2020-03-31
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研究課題ステータス |
完了 (2019年度)
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配分額 *注記 |
3,380千円 (直接経費: 2,600千円、間接経費: 780千円)
2019年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2018年度: 1,040千円 (直接経費: 800千円、間接経費: 240千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
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キーワード | ORAC法 / 高速液体クロマトグラフィー(HPLC) / 抗酸化物質 / 食品分析 / 抗酸化 / ORAC / 高速液体クロマトグラフ(HPLC) / 抗酸化能 / HPLC |
研究成果の概要 |
抗酸化能測定法であるOxygen Radical Absorbance Capacity(ORAC)法を高速液体クロマトグラフ(HPLC)法と組み合わせることで、食品に含まれる既知及び未知の抗酸化物質を網羅的に解析可能なオンラインHPLC-ORAC法を確立した。単一試験室による妥当性確認試験を行った結果、本法は、正確な定量には向かないものの、高い定性性を有することが示唆された。また、含有されている主たる抗酸化物質の種類が限られた検体については、その数と相対的な寄与率を明確に示すクロマトグラムが得られることを明らかにした。
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
活性酸素・フリーラジカルが発症の一因となる、がんや動脈硬化をはじめとした種々の疾患の予防に、食品中に含まれる多種多様な抗酸化物質が重要な役割を果たすことが期待されている。本研究にて確立したHPLC-ORAC法を用いることにより、食品中に含まれる抗酸化物質の質(種類)及び量(活性)に関する情報を一括して得ることができる。得られたデータは、食品に含まれる既知及び未知の抗酸化物質を網羅的に示すものであり、食品の持つ抗酸化能が健康に及ぼす影響を、より深いレベルで理解することに寄与する。
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