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食物アレルギー児の保育所受け入れ状況等に関する実態調査および患者教育内容の研究

研究課題

研究課題/領域番号 17K00949
研究種目

基盤研究(C)

配分区分基金
応募区分一般
研究分野 食生活学
研究機関湘北短期大学

研究代表者

林 典子  湘北短期大学, その他部局等, 准教授 (30775870)

研究期間 (年度) 2017-04-01 – 2020-03-31
研究課題ステータス 完了 (2019年度)
配分額 *注記
3,510千円 (直接経費: 2,700千円、間接経費: 810千円)
2019年度: 910千円 (直接経費: 700千円、間接経費: 210千円)
2018年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
2017年度: 1,300千円 (直接経費: 1,000千円、間接経費: 300千円)
キーワード食物アレルギー / 集団給食 / 保育所 / 患者教育 / アレルギー対応 / 給食 / アレルギー / 医療・福祉 / 栄養学
研究成果の概要

2018年8~10月に国立病院機構相模原病院小児科を受診した食物アレルギー児の保護者を対象として保育所等の入所を拒否された経験、入所の選択基準等について調査を行った。168名(回答率82%)からの回答を解析した結果、12%が入所を断られた経験があり、断られた回数は1~30回であった。最終的には全員が保育所等に入所できていたが、入所前のアナフィラキシーの既往、除去食物が6品目以上であることが、入所拒否と関連していた。拒否理由は、重症児、厨房が狭い、保育士等等の人材不足等などであった。食物アレルギー児は食物アレルギーを理由に保育所等の入所を拒否されている現状が明らかになった。

研究成果の学術的意義や社会的意義

食物アレルギー児の保育所の入所状況については保育所を対象とした調査は報告されているが、保護者側を対象とした食物アレルギー児の保育所等の受け入れ状況に関する報告はない。本研究は、食物アレルギー児の保護者を対象とした保育所等の受け入れ状況を調査した研究である。食物アレルギー児の一定数が入所を拒否され、入所拒否要因として入所前のアナフィラキシー既往、除去品目数が関係していた。食物アレルギー児が保育所等の入所を検討する時期から医療機関、行政、保育所等の施設、保護者が連携し、食物アレルギー児が保育所等にスムーズに入所できるようにサポートしていく必要性が示唆された。

報告書

(4件)
  • 2019 実績報告書   研究成果報告書 ( PDF )
  • 2018 実施状況報告書
  • 2017 実施状況報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて 2019

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 食物アレルギー児の 保育所受け入れ状況等に関する実態調査2019

    • 著者名/発表者名
      林典子
    • 学会等名
      第68回日本アレルギー学会学術大会
    • 関連する報告書
      2019 実績報告書

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公開日: 2017-04-28   更新日: 2021-02-19  

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